ビジェイの大記録に強豪勢が立ちはだかる
2004/10/26 09:00
米国男子ツアーの第43戦「クライスラー選手権」が、10月28日(木)から31日(日)までの4日間、フロリダ州にあるウェスティンイニスブルックリゾートで開催される。今季も残り2試合となり、米国男子ツアーも大詰めを迎えている。
次週最終戦が行われるが、賞金ランキング上位30人しか出場することができないため、多くの選手にとって最終戦となる。そうなると選手達が最も気にしているのは賞金ランキングだ。
米国ツアーではランキング125位に入ることができれば、来シーズン1年間のシード権がもらえるだけに今週が正念場となる。また、マスターズなど招待試合の出場資格は40位までが多く、ボーダーラインにいる選手にとって今大会の獲得賞金がとても重要になってくる。
昨年の大会は、2日から首位に立ったレティーフ・グーセンが、ビジェイ・シンの猛追を振り切っての優勝。今季「全米オープン」を制したグーセンが、大会連覇を狙う。
そして注目選手は、現在賞金王のビジェイ。今季8勝と無類の強さを見せるビジェイが、残り2試合で年間獲得賞金1000万ドルの金字塔を打ち立てることができるのか。
そのほか今週日本からは、田中秀道が出場予定。現在賞金ランキング105位につけており、来季のシード権をほぼ手中に収めている。昨年の順位(69位)に近づけるため、上位進出を狙いたいところ。