2004年 USバンク選手権 in ミルウォーキーオープン

首位に8人が並ぶ大混戦!田中と谷原は静かなスタート

2004/07/23 09:00

米国男子ツアー第29戦「U.S.バンク選手権 in ミルウォーキーオープン」が、ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるブラウンディアパークGCで開幕した。「全英オープン」の翌週ということもあり、強豪勢が出場を見合わせているため、初日から上位は大混戦となっている。

この日5アンダーで首位に立ったのはなんと8人。1打差には更に10人がつけている。大会初日を終えて8人がトップに並んだのは米ツアー史上最多タイ記録で過去に一度しかない(2000年のザ・ホンダクラシック)。その中には、先週「BCオープン」で上位に入ったトッド・フィッシャー、ロバート・ガメスといった調子を上げている選手もいる。また、1打差の9位タイには、メジャータイトルを持つポール・エイジンガーリッチ・ビームジェフ・スルーマンが好スタートを切った。

そのほか日本勢は、この大会スポット参戦の谷原秀人が、パーオンを外したのが2回だけとアイアンショットが冴え渡っていたが、パットが決まらず1アンダーの41位タイ。先週の大会で、自己ベストの3位タイに入った田中秀道は、前半3つスコアを伸ばすも、上がり3ホールで3連続ボギーとして、全て貯金を吐き出してしまい、イーブンパーの63位タイ。一方、宮瀬博文は3アンダーまで伸ばしたが、終盤16、18番でダブルボギーを叩いてしまい、1オーバーの108位タイと出遅れている。

2004年 USバンク選手権 in ミルウォーキーオープン