2004年 バンク of アメリカコロニアル

優勝候補たちが出遅れるなか、日本勢は・・・

2004/05/21 09:00

米国男子ツアー第20戦『バンク of アメリカコロニアル』が、テキサス州ワースにあるコロニアルCCで開幕した。大会初日、優勝候補に挙げられていた選手たちが大きく出遅れている。

そんななか首位に立ったのは、ニュージーランド出身のクレイグ・パークスだ。ボギーを叩かない安定したゴルフでバーディを積み重ね6アンダーまで伸ばした。これを1打差で追う2位にはイェスパー・パーネビック(スウェーデン)がつけている。また、昨年の覇者ケニー・ペリーは、後半のインコースでスコアを伸ばし3アンダーの8位につけた。

そのほか、先週「EDSバイロン・ネルソン選手権」で2年ぶりに優勝を飾ったセルヒオ・ガルシアは、出だしの1番でボギーを叩き出鼻をくじかれた。その後もペースを掴むことができず、2オーバーの70位と苦戦を強いられている。

世界ランキング4位のデービス・ラブIIIは、パッティングに精彩を欠き4オーバーの94位。マスターズチャンプのフィル・ミケルソンは、前半のインコースでスコアを崩したが、後半で取り戻し1オーバー56位の静かなスタートを切った。

今週日本からは丸山茂樹田中秀道が出場。丸山は、前半でなかなかバーディが奪えず我慢のゴルフを強いられた。結局9番でのダブルボギーが響いてしまい、ガルシアと同じく2オーバーの70位につけた。また田中は、ボギーが先行する展開でスコアを崩してラブと同様4オーバーの94位に低迷している。

2004年 バンク of アメリカコロニアル