C.キャンベルが逆転優勝、丸山茂樹は6位!
2004/03/22 09:00
フロリダ州オーランドにあるベイヒルGC&ロッジで行われている、米国男子ツアー第11戦「ベイヒルインビテーショナル」の最終日。首位のスチュアート・アップルビーと4打差のチャド・キャンベルが猛追撃を見せた。
前半アップルビーが伸び悩む中、キャンベルは3ストローク伸ばして、アップルビーに肉迫した。14番でアップルビーがパーパットをはずし、キャンベルがついに首位を奪取。その後15番、16番で連続バーディを奪いアップルビーを突き放したキャンベルは通算18アンダーでキャリア通算2勝目を飾った。昨年は「全米プロ選手権」で2位、「ザ・ツアー選手権」で初優勝を飾るなど、一目置かれる選手に成長。今年この優勝を機に、さらなる活躍が期待される。
そのほか4位からスタートした丸山茂樹は、前半で2つスコアを伸ばして首位との差を縮めた。しかし15番で3パットでダブルボギーを叩くと、17番パー3ではティショットを大きくショートするなどこのホールもダブルボギーとしてしまい、ズルズルとスコアを下げていく。最終18番では距離のあるパーパットを沈め通算8アンダーの6位に踏み止まった。試合後のコメントで「悪いイメージが残ってしまい体が動かなかった。この経験を活かしてもっと強くなりたい」と語った。
一方、前人未踏の大会5連覇の記録がかかっていたタイガー・ウッズは、この日1バーディ2ボギーとショット、パットともに精彩を欠き、通算イーブンパーの46位で競技を終えている。