2004年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ

今季好調を持続しているV.シンとP.ミケルソンが好発進

2004/02/06 09:00

米国男子ツアー第5戦「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」が、カリフォルニア州にあるペブルビーチゴルフリンクス、ポピーヒルズGC、スパイグラスヒルGCの計3コースで開幕した。この大会はプロアマ競技で行われ、初日から3日目までが予選ラウンド、決勝ラウンドは最終日だけとなっている。

初日7アンダーで首位に立ったのはJ.J.ヘンリーマット・クーチャーだ。ヘンリーは7バーディノーボギーでラウンドし、パーオンに失敗したのは1度だけとショットが冴えていた。またクーチャーは、8番から11番まで4連続バーディを奪い波に乗ると、上がり3ホールでも3連続バーディを奪って首位に並んだ。

12試合連続トップ10フィニッシュの記録を目指すビジェイ・シンは、1番と4番でボギーを叩き出鼻をくじかれたが、その後は確実にバーディを積み重ね、7つのバーディを量産。通算5アンダー4位タイで初日を終えている。

今季好調を続けているフィル・ミケルソンは、堅実なゴルフを披露。5バーディ1ボギーの通算4アンダー12位タイにつけ、順調なスタートを切った。

一方、ディフェンディングチャンピオンのデービス・ラブIIIは、2バーディ1ボギー2ダブルボギーの大荒れな展開。通算3オーバーの142位タイと大きく出遅れている。

そのほか、「ソニーオープン」以来となる今季2戦目の宮瀬博文は、1バーディ5ボギー通算4オーバーの160位タイ。この日パット数が35回とパットに精彩を欠いた。

2004年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ