P.ミケルソン失速!J.ケイが激戦を制した
2004/02/02 09:00
アリゾナ州にあるTPC of スコッツデールで行われている、米国男子ツアー第4戦「FBRオープン」の最終日。米国ツアーで観客が多い大会の中の一つ。優勝争いが終盤までもつれ込み、大会を大いに盛り上げた。
最終組でラウンドするのは、通算14アンダートップのジョナサン・ケイとクリス・ディマルコ、これを1打差で追うフィル・ミケルソンの3人。13番を終え、3人が16アンダーで並び全く譲らない展開。 しかし、14番でミケルソンがボギーとすると、上がり3ホールで3連続ボギーを叩きズルズルと後退。結局この日1オーバー、通算12アンダーの7位タイでホールアウトした。
14番、15番でバーディを奪い通算18アンダーに伸ばしたケイとディマルコ。勝負は上がり3ホールの戦いとなった。ディマルコは、16番、17番で連続ボギー叩き通算16アンダーでフィニッシュ。ケイは周りが崩れる中、確実にパーセーブして、通算18アンダーで優勝を飾った。
そのほか注目選手のビジェイ・シンが最終日も快調にスコアを伸ばした。上がり15番から18番ホールで4連続バーディを奪うなど、この日スコアを5つ伸ばして通算15アンダーの3位タイ。これで11試合連続でトップ10入りを果たした。
日本の丸山茂樹は、3日目に続き最終日もパットに苦しんだ。出入りの激しいゴルフとなったが4バーディ3ボギーにまとめ、通算2オーバーの63位タイで競技を終えている。