ビッグネームがひしめく大混戦!首位と3打差に丸山、4打差に今田
2005/06/12 09:00
メリーランド州、コングレッショナルCCで行われている、米国男子ツアー第24戦「ブーズアレンクラシック」の3日目。抜け出す選手が現れず、首位と3打差に21人がひしめく大混戦。その中には、アーニー・エルス(南アフリカ)、フィル・ミケルソンといったビッグネームが上位にいる中、単独首位に立ったのは、チャンピオンズツアーで活躍する55歳のトム・カイトだった。
カイトは、正確なアイアンショットとパッティングで次々とバーディを奪う。この日6バーディ1ボギーのスコア「66」で周り、通算10アンダーまで伸ばしている。また、1打差で追う2位タイには、6バーディノーボギーの内容で30位タイからジャンプアップしたスチュワート・アップルビー(オーストラリア)をはじめ、エルス、アダム・スコット(オーストラリア)、イングランド出身のルーク・ドナルド、リー・ウェストウッドなどが追走している。
そして、首位と2打差の8位タイに、この日4つスコアを伸ばしたミケルソン。5バーディノーボギーで周り、大きく順位を上げてきたセルヒオ・ガルシア(スペイン)などが急浮上し、優勝を狙える位置につけてきた。
そのほか日本勢では、6位タイからスタートした丸山茂樹は、この日ショットが冴え渡り、的確にグリーンを捉えるも、パッティングが全然決まらず我慢のゴルフを展開。結局3バーディ2ボギーで終え、通算7アンダーの17位タイに後退した。一方、ルーキーの今田竜二は、ノーボギーの終始安定したゴルフを見せスコアを5つ伸ばし、通算6アンダーの22位タイまで浮上している。