ミケルソンが優勝に王手!今田は23位に後退
2005/02/06 09:00
アリゾナ州にあるTPC of スコッツデールで行われている、米国男子ツアーの第5戦「FBRオープン」の3日目。首位スタートのフィル・ミケルソンが、この日も確実にスコアを伸ばし、優勝に大きく前進した。
出だしの1番でバーディスタートを切ると、5、6番で連続バーディを奪いスコアを伸ばしていく。後半、10番でボギーをたたいたが、13番パー5、17番短いパー4と比較的バーディがとりやすいホールで確実にスコアを伸ばしていった。続く最終18番、絶好のバーディチャンスにつけると、フックラインを読み切りバーディフィニッシュ。通算14アンダーの2位以下に4打差をつけ、2004年「マスターズ」以来の優勝を狙う。
また2位につけたのは、ミケルソンと同じく首位スタートのケビン・ナ(韓国)。ミケルソンについていきたかったが、5バーディ4ボギーと出入りの激しい展開となり、通算10アンダーでホールアウトした。
そして通算9アンダーの3位タイに、この日スコアを伸ばしてきた崔京周(韓国)、ハリソン・フレーザー、ケニー・ペリー、スティーブ・フレッシュの4人が並んでいる。
そのほか、5アンダーの5位タイで予選ラウンドを終えて活躍が期待されていた今田竜二は、3番でダブルボギーをたたき出鼻をくじかれる。だが、その後はバーディを積み重ね、この日1アンダーまで盛り返した。そして迎えた18番、ティショットが池につかまり、痛恨のダブルボギーで3日目を終了。今田は通算4アンダーの23位タイに後退した。一方、ぎりぎりでの予選通過となった丸山茂樹は、3バーディ1ボギーで周り、通算1オーバーの55位タイに順位を上げた。