宮里美香が10ランク上昇! 五輪代表争いで日本人トップに肉薄
2015/10/13 12:04
米国女子ツアー「サイム・ダービーLPGAマレーシア」で7位に入った宮里美香が、世界ランクポイントを「2.24」から「2.42」に上げ、前週49位から39位に浮上。来年7月11日時点での世界ランク上位2人が選出されるリオデジャネイロ五輪の日本代表争いで、試合に出場しなかった上田桃子を抜いて2番手となった。日本人トップは変わらず大山志保だが、宮里美香もポイントは同じ「2.42」で、0.01ポイント未満の僅差となっている。
「サイム-」でツアー通算4勝目を挙げたジェシカ・コルダは、前週50位から28位にジャンプアップ。世界ランクトップの朴仁妃(韓国)を追う2位のリディア・コー(ニュージーランド)と3位のステーシー・ルイスは、ともに大会2位に入ったが、ランキングは変動なし。同じく大会2位のフォン・シャンシャン(中国)が世界6位に1つ順位を上げた。
国内女子ツアー「スタンレーレディス」は、イ・ボミ(韓国)が9ホールに短縮された最終日に逆転し、今季5勝目を飾った。世界ランクは前週22位から自身最高の19位となり、ついにトップ20入り。しかし層の厚い韓国勢では9番手と、五輪の韓国代表への道のりはいぜん遠い状況だ。