2015年 CAT Ladies

服部真夕が74ランクアップ 日本人トップ争いは混沌/女子世界ランク

2015/08/25 08:00
世界ランク日本人3番手の上田桃子が上位2人に肉薄してきた

国内女子ツアー「CAT Ladies」は、今季11度の予選落ちを喫するなど苦しい戦いが続いていた服部真夕が2位に4打差をつける圧勝で、2012年「アース・モンダミンカップ」以来となるツアー通算5勝目を飾った。世界ランキングは前週までの247位から74ランクアップとなる173位まで上昇した。

日本人トップの大山志保は2ランクダウンの46位。トップの座はキープしているものの、47位の宮里美香、「CAT Ladies」で2位に入りランクを50位に上げた上田桃子との差は縮まった。来年開催されるリオ五輪の出場枠は原則、2016年7月11日時点の世界ランク上位2人(※)となるだけに、今後の順位変動が注目される。

世界ランク2位につけるリディア・コー(ニュージーランド)は「カナディアンパシフィック女子オープン」で同3位ステーシー・ルイスとのプレーオフの末に勝利。順位は朴仁妃(韓国)に次ぐ2位のままだが、ポイントを大きく加算した。

※男女それぞれ、2016年7月11日時点のオリンピックランキングの上位60人が出場権を獲得。オリンピックランキングは以下の条件で決定。
(1)世界ランキング15位までの選手<各国最大4人>
(2)世界ランク16位以下の選手<(1)の有資格者を含め、1カ国2人を上限>
(3)5大陸(アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア)ごとに、最低1人の出場枠を保証
(4)大会ホスト国のブラジルは、最低1人の出場枠を保証

2015年 CAT Ladies