優勝者のパター

【’11年11月第4週】高山忠洋、全美貞の優勝パター

2011/11/29 15:34
ショットの不調に苦しみながらも高山忠洋は今季2勝目をマークした。

国内男子ツアー第24戦「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」

優勝者:高山忠洋
日時:2011年11月24日~27日
開催コース:Kochi黒潮カントリークラブ
使用パター:オデッセイ ホワイトホット#6

<最終日>
「(宮里優作を1打リードで迎えた最終18番は両者イーグルチャンス)最後は(宮里が)入れて、僕が外せばまだ分からなくなる。だから『入れてくるなら、入れてこい!』というくらいの気持ちで構えていました。そうでないとポロっと外してしまいますから、最後まで気を抜かずにいました。自分に合うグリーンと、合わないグリーンでプレーに極端に違いが出てしまうのが僕の悪い癖。今週のように締めてもらったグリーン、よく転がってくれるほうが好きですね」

初日から単独首位を独走し、逃げ切り優勝を果たした全美貞

国内女子ツアー最終戦「LPGAチャンピオンシップリコーカップ」

優勝者:全美貞
日時:2011年11月24日~27日
開催コース:宮崎カントリークラブ(宮崎)
使用パター:テーラーメイド Raylor Ghost DA-12

「先週まで、ショットはいいけどパットが入らないのが続いていて、こんなに入らないことがあるんだなと思っていました。今週はパットするときに、入る入らないは問題じゃなくて、自分が思ったところに打つということだけ考えました。08年のここでの大会とか、(09年の)SANKYOとか、すごく嫌な思い出があって、17番、18番で普通に打てないくらいのプレッシャーがあったけど、今日ここで出たら終わりだなと思ってそれだけ考えて自分を信じてやりました。今年最後にこんなに良いプレゼントを貰って、本当にありがたいです」。