「全英」へのチャーター機を待つ予選落ちの選手たちは今
By Craig DeVrieze, PGATOUR.COM
「ジョンディアクラシック」に出場し、チャーター機で来週の「全英オープン」が行われる英国へと向かう24選手中10選手は、TPCディアランで予選落ちを喫した。
予選を通過できなかった選手の中には、土曜日の午後に練習場で個人練習をする選手もいた。
2度目の「全英オープン」出場を控えるスコット・ストーリングスは、「ここの練習場は素晴らしいからね。練習に使えるのは助かるよ」とコメント。
ストーリングスは、リンクスコースに向けた準備を、激しい争いが繰り広げられる中西部で行う必要はなかったと話す。結果として、「ジョンディアクラシック」では初日から「74」、「73」を記録し、予選落ちとなったのだが。
「まずまずの内容だったかな。誰だって、メジャー前に悪いプレーをしたくはない。自分の基本となる部分の調整をして、調子を上げたいからね。そういう調整方法に慣れていないと、すぐに調子を崩してしまうから」。
ブー・ウィークリーは、3週間のオフ後に出場した今大会で良いプレーができるとは期待していなかった。そのため、練習場で費やせる時間はボーナスみたいなものとし、むしろ日曜日に大会が終了した1時間後に飛行機で出発する方が大変だと考えていたという。
「待たないといけないなら、そうしないといけない。混雑した部屋や空港で待つよりも、ここで待つ方が気が楽だよ」。
クワッド・シティでの土曜日の予定を聞かれたウィークリーは、「特にないね。起きていられたら、適当にテレビでも見ているさ」と語った。
ストーリングス、ウィークリーを含め、既に「全英オープン」出場資格を持ち、「ジョンディアクラシック」で予選落ちとなった選手は、ロベルト・カストロ、デビッド・デュバル、ゴンサロ・フェルナンデスカスターニョ、ビリー・ハーレーIII、クリス・カーク、ベン・マーティン、D.A.ポインツ、ケビン・ストリールマン。
2008年以降、「ジョンディアクラシック」は「全英オープン」出場者用のチャーター機を用意している。日曜日のラウンド終了後、出場資格を持たない選手の中でトップ5タイ以内の上位1人が、乗客リストに加わることになる。