2014年 マスターズ

オーガスタナショナルで何がしたい?(2/2)

2014/04/09 10:00

By Sean Martin, Helen Ross and Brian Wacker, PGATOUR.COM

■ チャンピオンズディナーに参加する気分は?

トレバー・イメルマン
非常にいいものだよ。他に変えられないね。毎年、一年でもっとも素晴らしい夜なんじゃないかな。限られたメンバーの中に自分が居られるということが嬉しいね。毎年段々短くなっていく気はするけど、ディナーは約2時間。でも時間が経つのが本当に早いんだ。大体、前年度優勝者が一言述べることになっていて、チェアマンも必ずスピーチをする。ベン・クレンショーがホストと司会をしているから、彼もスピーチをする。そして皆も壇上に上がりスピーチするんだ。ファジー(ファジー・ゼラー)も大体何か言うね。僕はこれまで、ホストした時以外はスピーチをしたことはないけどね」

ザック・ジョンソン
「その夜、僕はあまり言葉を発することなく、ただ座って雰囲気に浸っているよ。年上のジェントルマンの話を聞きながら、それを記憶に留めて行くんだ。ビリー・キャスパーとロッカーをシェアしているんだけど、チャールズ・クーディやジャック・ニクラスアーノルド・パーマーなど素晴らしい選手達もいて、一緒にいるだけで楽しいよ」

■ パー3コンテストでプレーする気分は?

デービス・ラブIII
「ちょっと違った特別感があるよ。楽しいしね。仲間とペアを組んでプレーができるし、自分の子供達を連れて行くこともできる。ファンにとっても特別だし、選手達も楽しめるよ。今大会の歴史の一部だよね。過去に大きな勝利をおさめたのも、じつはこのパー3コンテストなんだ。若手選手が僕に『連続勝利をおさめたことはありますか?』って聞いてきたから、僕は“4連勝したよ』と答えた。そこでみんな驚いたけど、『そのうちの一つはオーガスタでのパー3コンテスト。これもカウントされるでしょ?』 順番は覚えてないけど他の3つは、グリーンズボロ、ヒルトンヘッド、そしてザ・プレーヤーズ。丁度その中間にあるマスターズではフレッド・カプルスが優勝したよ」

ブレンダン・スティール
「パトロンがグリーンに近いな、と考え始めると悪いショットが生まれる。ホールから15フィート離れたところから、パトロンに当ててしまうこともある。それもマスターズを面白くさせる一つだ。他のスポーツにはないだろう。それも大会前日にだ。例えるなら、スーパーボウルの前日にフィールドに立ってて、トム・ブレイディのパスが誰かの頭に命中するような、とにかく面白い経験だよ」

■ クロウズネストに滞在する気分は?

ハンター・メイハン
「楽しいよ。誰もが一晩は滞在し、経験する。小さいし、ちょっとタイトだけど、ああいった特別なところに泊まるのは本当にいい経験だよ。そんなに多くの人が味わえることじゃないからね」

ライアン・ムーア
「面白いよ。あの大会でアマチュアだけが滞在できる特別な場所だから。それがクロウズネスト。小さいスペースに簡易ベッドと簡単な仕切りしかないから。きちんとした壁もない。一つのバスルームをみんなでシェアするんだ。ユニークだね。豪華とは決して言えないけれど、いいところだし、快適だよ。素晴らしい経験ができるんだ。窓からはコースを一望できるんだよ。すごいでしょ」

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