セッジフィールドで再び好調のガルシア
By Helen Ross, PGATOUR.COM
1年前のウィンダム選手権を制したセルヒオ・ガルシアは、首位発進には僅かに届かなかった。
それでもガルシアは、大会初日を「65」 でラウンドし、首位のクリス・ストラウドとは1打差。サム・スニードが1950年代に達成して以来の大会連覇を狙える位置につけた。
スニードはこの大会で、米国ツアー記録である通算8勝をマークしているが、ガルシアはかつてのスニードを彷彿とさせるプレーを見せ始めている。この日を5アンダーでラウンドしたガルシアは、セッジフィールドでの直近9ラウンドで8度のアンダーパーを記録している。
ガルシアはこれまで、セッジフィールドで3度大会に出場している。2度出場した全米ツアーの大会では1度優勝し、もう1度はプレーオフを1打差で逃した。そして18歳のときにアマチュアで出場したウェブドットコムツアーの大会では単独3位につけた。
ガルシアは初日、グリーンを外したのは僅かに1度、そしてフェアウェイキープに失敗したのも2度だけだった。31のパットを要したが、よりパットの精度が高ければさらにロースコアを叩き出していただろう。
「このコースでは良いドライバーショットを放ち、良いポジションを捉えることが大事だよ」とガルシア。「良いドライバーショットを打ち、アイアンショットもいくつか決めることができれば、いくつかのバーディパットを狙える。ただしピンより奥につけてしまうと、以前のベントグリーンでのプレーのようにはいかないけどね」。
「以前よりもグリーンがかなり速くなっているので、じっくり打つよう心掛けるべき場面がある。このことには注意しなくてはいけないね」。
ガルシアは初日をノーボギーでラウンドしたが、楽なラウンドとは言わなかった。この日決めたバーディパットの距離は5フィート、13フィート、2フィート、14フィートで、パー5の15番では49フィートのファーストパットを3フィートに寄せてバーディを奪った。
「長距離からの2パットは確かに上手く行ったね」とガルシア。「良いショットを打てたし、いくつかのパットを上手く沈める事ができた。全体として今日のプレーには満足しているし、明日も今日と同じか、それ以上のプレーをしたいね」。