新ドライバーの力を借りたT.ゲイニー
By Helen Ross, PGATOUR.COM
「グリーンブライアークラシック」の初日、トミー・ゲイニーの新しいドライバーによる前向きな姿勢は早速結果につながった。
今年は例年よりも予選落ちが多くなっているゲイニーは今週、新たな武器としてキャロウェイの『オプティフォースドライバー』を加えた。その効果はてきめんだった。「グリーンブライアークラシック」の初日、南カロライナ出身のゲイニーは14回中13回のフェアウェイキープに成功し、ジョンソン・ワグナーと並び「62」で回り首位タイにつけた。
「今日この新しいドライバーで、フェアウェイを捕らえることができなかったのは1度だけ。フェアウェイを捕らえることができれば、スコアも伸び、良いゲーム運びができる」とゲイニーは話した。「ここで戦っている選手の誰もが、フェアウェイを捕えさえすればスコアを伸ばせる。今日はグリーンが柔らかく、良いパットを沈めることができた」。
ゲイニーはこの日、4連続を含む8つのバーディを奪い、要したパットは僅か25打だった。今週に入るまでフェアウェイキープ率は56%で、全体の150位に過ぎなかったゲイニーだが、新しいドライバーと共に正確なショットを連発した。
「とても大きかったよ」とゲイニー。「他の選手たちは何と言うかはわからないが、個人的にはティショットがゲームの行方を左右すると思う。フェアウェイを捕らえられなかったら、グリーンに乗せてパーを狙うだけだ。ラフから打ちたくはないからね。僕はここ3年間そうやってプレーしてきたんだ」。
昨年、「マッククラッドリークラシック」で最終日を「60」で回り初の米ツアータイトルを獲得したゲイニーは、自分自身への期待がプレッシャーになっていたかもしれないと話す。今季は10戦中9戦で予選落ちした時期もあった。この日は、よりポジティブな姿勢で試合に臨んでいた。
「自分自身、とても驚いたよ」。今日のオープニングラウンドを終えたゲイニーは話した。
とはいえ、「62」を初めて下回るロースコアでラウンドした選手がいたとしても、ゲイニーは驚かないだろう。プリファードライが設定された初日、ゲイリーがプレーした朝の平均スコアは「69.77」だった。
「コースはとても湿っていて、とても柔らかかった。この大会に出場している選手たちなら、ロースコアを出しやすいんだ」とゲイニー。「僕はただ、運良くいくつかの良いパットを決め、またフェアウェイを捕らえることができた。ご存知の通り、ここではパッティングが全てだからね」。