「タンパベイ選手権」 3日目レビュー
レナードは、中盤に4つのバーディを奪って首位に立ったのだが、15番ホールのバンカーショットからボギーを叩いてしまった。クッツェーは、16番ホールでボギーを叩くも、17番ホールでバーディを奪ってイーブンに戻した。17番ホールの快進撃は、「フーターズ」のウェイトレス(セクシーな制服で有名)がチキンウィングをサービスしていたからかもしれない。スコア「68」で同じく首位に立った。
この3人が6アンダーの「207」をマークしたが、このコッパーヘッドコースがフロリダでも最難関の地であることには変わりはない。たとえ暖かく穏やかな風が吹く午後であっても、スコアは悪化することの方が多い。
その最たる例が、スコットとチェだ。
スコットはスタートホールでバーディを奪い、一時トップに立ったが、それが彼のこの日のハイライトとなった。3番ホールは、15フィートから3パットを叩いてボギーに、5番ホール(パー5)もボギーでスコアを「76」に落とした。スコットと同じく首位と1打差でスタートしたチェも、この日はひとつのバーディも奪えず、「76」で終えた。
それでも二人は首位とわずか5打差の位置にいる。
31歳のルーキー、ショーン・ステファニーは「74」で首位と2打差につけている。とはいえ、この日はいくつもの幸運に救われた。2番ホールでは、ティショットを木に当ててしまったが、それがフェアウェイに跳ね返った。また3番ホールでは、ティショット大きくフックさせてしまったが、ボールがカートのタイヤに当たって事なきを得た。カートに当たっていなかったら2ペナルティでのティショット打ち直しとなっていたところだが、無事パーで終えている。
首位と1打差の4位タイには、2010年の覇者ジム・フューリック(スコア「67」)とバージニア大学出身でウェブドットコム・ツアーで2年連続王者となっているベン・コールズ(スコア「69」)がいる。