WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 準々決勝レビュー
昨年王者のH.メイハンがW.シンプソンを破る
ハンター・メイハンは土曜日の午後、今週のマッチプレーではじめて18ホールをプレーした。そして、昨年の全米オープン王者ウェブ・シンプソンを1アップ差で下した。
実はメイハンが、マッチプレーで18ホールをラウンドしたのは、昨年大会の初日までさかのぼる。そこから彼は、優勝までの道のりを歩みはじめたのだ。
メイハンとシンプソンは、互いに好調だった。5番でメイハンが17フィートのバーディパットを決めて先制するまでの最初の4ホールは、両者譲らず引き分けが続いていた。シンプソンは8番(パー5)でバーディを奪い、ゲームをタイに戻したが、メイハンが10番で26フィートのパットを決め、再び1アップのリードを奪った。その後シンプソンは、出入りの激しいゴルフとなってしまう。13番(パー5)ではグリーンそばのバンカーに入れてしまったが、そこからバーディを奪い再びタイゲームに戻した。
しかしメイハンは15番でワンオンした後、56フィートの位置から2パットでバーディを奪ってリード。そこから続く3ホールは両者パープレーで、メイハンは同大会のマッチプレー通算成績を14勝4敗として、この日を終えた。「ウェブとの対戦は、難しい戦いだったよ。」とメイハン。「非常にタフな相手で、調子も良さそうだったからね。タフな一戦になるとは思っていたけど、まさにその通りになったね。シーソーゲームだった。どちらが勢いをつかんだということもないし、勝利の女神はどちらにほほ笑んでもおかしくない戦いだったね」。
「今日のプレーは、良い意味で波があって、長いパットをいくつか決めることができた。そして午後は、勝利を手繰り寄せた16番でパーオンに成功して、1アップを奪うことができた。そこから最後までは、勢いの中でプレーすることができた。だけど厳しい対戦だったし、本当にどちらが勝ってもわからない試合だったよ」。
【スコアカードの成績】
メイハンは5バーディ。パーパットは全て決めた。シンプソンは5バーディ、1ボギー。
【ホール別勝敗結果】
メイハンは3ホールでポイント。シンプソンは2ホールでポイントを奪った。