スコット 優勝すれば、世界1位としてマスターズへ
2014/03/22 10:34
フロリダ州で行われている米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」で後続に7打差をつけて独走態勢に入ったアダム・スコット(オーストラリア)が、このまま優勝した場合、「マスターズ」直前にタイガー・ウッズと入れ替わって世界ランク1位になる公算が大きいことがわかった。
世界ランキングのポイントは、過去2年間に出場した試合での獲得ポイントを元にして算出される。直近13週は獲得ポイントのままだが、その後の92週は徐々にポイントが減算されていく仕組み。
今大会でスコットが優勝しても、週明けの世界ランキングではウッズにわずかに及ばないが、3週間後の「マスターズ」までに両者が試合に出場しなければ(両者とも出場予定はない)、「マスターズ」開幕前にスコットが1位に躍り出ることになることがわかり、現地メディアなどが報じ始めた。
ウッズは昨年の今大会で優勝して、2010年10月の陥落以来3年5ヶ月ぶりに世界ランク1位に返り咲いたが、今年は腰痛に悩まされて成績不振が続き、過去8勝を誇る得意の今大会も直前で欠場。今のところマスターズまで試合出場の予定はない。