米国男子ツアー

全英オープン最終日注目選手インタビュー/トーマス・ビヨーン

2003/07/21 09:00

トーマス・ビヨーン(イーブンパー/2位タイ)

16番ではバンカーから出す事ができず、ダブルボギーになりました。最後のショットは自分の足跡に入ったんです。ティショットを打った時にはピンに寄ったと言う感触はあったのですが、右に転がりました。

終盤ミスが目立ちましたが、今週一週間を振り返ると、パッティングは思った様に入りませんでしたがショット自体は良かったので、内容には満足できています。

今日、試合の流れが変わったのはやはり15番でのボギーでしょう。もしあそこをパーで上がっていたら、16番でのミスもなかったと思うんです。15番がパーなら残り3ホールでリードが3打差ですから、もっとリラックスしてショットが打てたと思います。ですが、ボギーを叩き、これでもうミスは許されないと、自分自身にプレッシャーを掛けてしまって、崩れました。

18番でもフライヤーがかかるライでしたが、上手く打ちすぎたのでしょう。フライヤーがかからずにショートしてしまいました。終盤では運がありませんでした。

大会初日に2打罰を科せられ、その事は長い間脳裏から離れませんでしたが、過ぎ去った事を悔やんでも仕方がありません。これから数日間、終盤でのミスの事を後悔するんでしょう。

今日、カーティスは最後の最後まで耐えて、素晴らしいゴルフをしたと思います。スタート時点、今日はタイガー・ウッズビジェイ・シンデービス・ラブIIIを相手に戦おうと思っていましたが、最後はベン・カーティスとの戦いになりましたね。でも、ゴルフなんてそんなものです。その週に自分のベストなゴルフをした者が優勝するんです。だからカーティスが勝ったのでしょう。