米国男子ツアー

P.ミケルソンとR.ビームの率直な感想

2003/07/15 09:00

全英オープン開催のロイヤルセントジョージスをすでに体感したフィル・ミケルソンリッチ・ビーム。2人の率直な感想を聞いてみた。

フィル・ミケルソン
「グリーン周辺にこのコースの特徴が出ている。いろんなスロープがいりこんでいる。グリーンエッジは傾斜に引っ張られてしまいボールはみんな落ちてしまう。グリーンへのアプローチが厳しい。なんとか攻められる側とどうにもならない側があるんだ」

リッチ・ビーム
「一体なんでコース設計者はこんなところにポットバンカーを作ったんだろう?と思っているとボールが妙なバウンドをしてそのポットバンカーにつかまる。入ってしまったボールを眺めて、設計者の意図がわかるというわけだ」

フィル・ミケルソン
「今回優勝する秘訣はだたひとつ。最も好調な選手が勝つだろう。ここでは経験はあまり関係ない。好調な選手といえば、ウェスタンで優勝したタイガーと、先週のスコティッシュ・オープンを勝ったエルスだろうな」

◇コースの豆知識:Par71、7106ヤード。1887年に開設され、最初の全英オープン開催は1894年。今年第132回を迎える全英オープンはロイヤルセントジョージスで13回目の開催。

このコースでのスコア記録:4ラウンドとも80台と最も多く叩いてしまったチャンピンは1894年のJ.H.テイラー(326)。一方4ラウンドとも60台と最高スコアの267をマークしたのが1993年のグレッグ・ノーマン。同じく最高18ホールスコアはノーマンの63(1993年)