米国男子ツアー

今日の日本人選手/片山は欠場!丸山を筆頭に日本の4名が聖地に挑む!!

2005/07/13 09:00

全英オープン事前情報

5年ぶりに「全英オープン」が開催されるセントアンドリュースのオールドコース。ゴルフ発祥の地としてゴルファーなら誰もが憧れるコースに挑むのは、丸山茂樹谷口徹藤田寛之高山忠洋の4名。出場が決まっていた片山晋呉は背筋痛のため残念ながら欠場することになった。

もっとも活躍が注目されるのは、ミュアフィールドで開催された2002年の全英で、アーニー・エルスと最終日に最終組でラウンドし5位タイに入った丸山だ。1996年の初出場から今年で10年連続10度目の出場。今回出場する日本人選手の中で唯一2000年のセントアンドリュースを経験している。5年前は55位に終わったが、その後米ツアーで3勝し実績を積み上げてきた丸山の再挑戦。調子を上げてきているだけに優勝争いの期待がかかる。

昨年の国内賞金ランキング2位という実績で出場資格を得た谷口徹は5度目の出場。先週は欧州ツアーの「The Barclaysスコットランドオープン」に調整をかねて出場したが、あえなく予選落ち。リンクスコースではあまり結果を出せていないが、そろそろメジャーで上位進出を狙いたい。

そして、国内予選で出場資格を掴んだ藤田寛之高山忠洋の2人。ともに全英初出場のためどこまで戦えるか注目される。とくに藤田は、低いボールを打つのが得意なので、他の選手に比べ、リンクスコース特有の強い風に対応できる可能性が高い。また高山も潜在能力の高い若手選手として注目される存在。近年の全英は誰が上位にくるか全くわからない展開が続いているだけに、面白い存在になりそうだ。