米国男子ツアー

米国男子ツアー「ビュイッククラシック」プレビュー

2002/06/06 09:00

タイガーこそ参戦していないが、世界ランキングのトップ10中8人が参戦している今年の「ビュイッククラシック」。その最大の理由は、全米オープンの開催コース、ベスページに程近い、同じニューヨーク州ウェストチェスターCCで最終調整に入れるという点。

アーニー・エルス
「全米オープン前には最高のトーナメントだね。ここはグリーンが小さくて、ラフが深い。いかに正確なショットが打てるかがポイントだ。それにグリーンのアンジュレーションもきついからショートゲームとパットが大事。同じニューヨークでこれだけタフなコースで最終調整できるのは嬉しいね」

フィル・ミケルソン
「自分はメジャー前週に試合に出て調整するタイプ。同じニューヨークというのは移動がいらないし、コースが似ていることもあって最高」

4月中旬以降、眼のレーザー手術後の問題や手首の故障などでトーナメントから遠ざかっていたスコット・ホークが久々の登場。周囲の心配をよそに本人は全米オープンに向けて準備万端だという。

スコット・ホーク
「プレーの調子はよくなっている。妻には『2~3週間はいっしょに過ごせて良かったけど、そろそろ仕事してもらわないと』ってお尻を叩かれた」