米国男子ツアー

米ツアー「ザ・ヘリテージ」プレビュー

2003/04/17 09:00

マスターズ出場選手のうち3分の1にあたる35名が引き続き、今週の米ツアー「ザ・ヘリテージに参加。マスターズで得た感触を活かそうとする者、ミスを拭いたいと思う者と様々だ。

デービス・ラブIII(マスターズ15位タイ)
「正直、マスターズでの成績には不満。4、5回のドライバーミスと2回の3パットがなければ勝っていたのにと、きっと全選手が言ってくれるだろう。天候の影響でロースコアが飛び出る大会でもないのに勝てなかったのは、自分のプレーが最後まで続かなかったからだ。今週は大好きな試合だしリラックスしているから、ショットの調子もいい。ここで良い感触を取り戻したい」

ジョナサン・バード(マスターズ8位タイ)
「マスターズではかなり調子がよかった。もちろんもっと上位になりたかったけれど、初のメジャー挑戦でトップ10入りだがら、満足している。そしてその翌週にはまるで自分のホームコースのような安心感を与えてくれるコースでプレーできるなんて最高だ」

アーニー・エルス(マスターズ6位タイ)
「天気も申し分ないし、綺麗なコースだ。メジャーの後に参加するには最高の大会だと思う。静かでオーガスタとはまるっきり違った特徴のコース。でも個人的には、メジャーからのリハビリみたいな感じだ。昨日ハーフを回り、今朝もラウンドに出たけれど、まだマスターズのことが精神面でも肉体の疲労面でも抜けていない」

美しい景色、とてもリラックスできる雰囲気だが、コースは狭いフェアウェイに小さなグリーンと十分に厳しい。

ニック・プライス
「ここでの成績はバラバラなんだ。何度もトップ10入りしている一方で、予選落ちもある。だから、しっかりとしたショットを決めていかないと予選通過もままならない。ここはフェアウェイキープも大事だけど、距離感がすごく大事で、コース戦略がものをいう厳しいコース」

残念ながら、アーロン・バデリーが怪我のため、今週の大会は欠場。週末にフリスビーをやっていて、足首をくじいてしまったとのこと。