池田勇太、世界の大舞台で首位と2打差の3位タイ発進!
中国・上海にあるシャーシャンインターナショナルGCで開催されている世界ゴルフ選手権の第4戦「WGC HSBCチャンピオンズ」初日、池田勇太が5アンダーでまわり3位タイ発進と世界のトッププロを相手に堂々としたプレーをみせている。
8時55分に10番ティからスタートした池田の同組は今年の全英オープンの覇者L.ウーストハイゼンと、メジャー3勝のP.ハリントン。出だしの1番、2番でボギーが先行するも、3番のパー3でバーディを奪うと、次の4番のセカンドショットが直接カップに入りチップインイーグル。一気に波にのり、前半を1イーグル2バーディ2ボギーで折り返す。「コースはフェアウェイもグリーンもアンジュレーションがきついので、ボギーがでるのはしょうがないと割り切って、バーディを多くとるようにした」という池田は、後半も4バーディ1ボギーとスコアをのばしてホールアウト。「調子は悪くない。随所に良いショットが見られたので良いラウンドだったが、明日は、今日のスコアにこだわらず流れにうまくのって、がんばりたい」と抱負を語った。
初日に首位に立ったのは、通算7アンダーのフランチェスコ・モリナリ。2位は好調を維持しているリー・ウエストウッドが通算6アンダーで続いている。世界ランク1位として初めての試合の感想を求められると「アイアンショットがよく、グリーンをはずしてもリカバリーショットがうまくいった。世界ランクのことは特に意識せず、この試合に勝つことだけを考えている」と勝利への意欲を語った。タイガー・ウッズは前半1ボギー1バーディと出遅れたが、後半4バーディと追い上げ、通算4アンダーの6位タイ、連覇がかかるフィル・ミケルソンは通算3アンダーと両者とも好位置につけている。
日本勢では宮本勝昌が通算3アンダー、松村道央が通算1アンダー、平塚哲二が通算1アンダー、薗田峻輔、石川遼が通算イーブンパー、藤田寛之が通算3オーバー、丸山茂樹が通算4オーバーとなっている。