ミケルソン、エルスら、注目選手たちにインタビュー!/「ニッサンオープン」初日
米国PGAツアー第7戦「ニッサンオープン」の初日終了後、上位選手や注目選手たちに行われたインタビューの内容は次の通り。
パドレイグ・ハリントン(8アンダー暫定1位)
「満足できる一日となりました。パットも決まったし、幸運に恵まれ、63をマークするのに必要な条件すべてがそろいましたね」
ハリントンがリビエラを初めて訪れたのに比べ、フィル・ミケルソンは2001年以来9回目。5アンダーで暫定の2位タイにつけたミケルソンは、引き続きドライバーショットが好調なことを喜んでいる。
フィル・ミケルソン(5アンダー暫定2位タイ)
「今日もドライバーショットが好調でした。セミラフに運んだホールが5個あったので、数字にすると良く見えないかも知れませんが、ボールをインプレーに出来たときは、ピンにうまく寄せられました。」
先週、長い間ミケルソンと優勝争いを繰り広げたのがジム・フューリック。木曜日、フューリックは短い間ながら、再びトップ争いを展開した。
ジム・フューリック(5アンダー暫定2位タイ)
「今日はいいスタートが切れましたね。10番と11番は距離がないので、ウエッジで寄せてパットを沈めてバーディ、そのあと13番もバーディでした。そして折り返して1番もバーディ、最初の10ホールで5アンダーとなってから、伸び悩みましたね。」
アーニー・エルスにとっては、2006年11月の「ザ・ツアー選手権 presented by コカコーラ」に出て以来となるアメリカでの試合。今年の初戦は10点満点ではないものの、悪くもないと語った。
アーニー・エルス
「2アンダーなら良しとしなきゃいけないでしょうね。今日はショットがいまひとつで、寄せワンが多かったですからね。ですからスコアには満足ですが、ティからグリーンまでのプレーは悔やまれます。」
レティーフ・グーセンも、今年のPGAツアーのデビューとなった。ロンドンの自宅から飛んできたグーセンは、南カリフォルニアの晴天をアドバンテージとすることが出来なかった。
レティーフ・グーセン
「出だし3ホールで2オーバーでしたが、2番でラフからフライヤーとなったのが痛かったですね。あれで一気に2つスコアを落としてしまいました。そこから我慢のゴルフを続け、7番と8番でバーディをとったのに9番でまたボギー。でも後半はなんとかしのぎながら、うまくイーブンパーで上がることができました。」
ミケルソンは、ティショットはこれまで最高と言える自信があると言っていたが、それがやはり連鎖反応となって他のプレーに良い影響を与えたようだ。ドライバーショットがいいことが他のゲームを良い方向へと導いている。ミケルソンの強みである、スリークォーターのアイアンショットはここ2、3年よく見られるが、フェアウェイの狙った場所をとらえることこそ大切。この日フェアェエイキープできたのは6ホールだったが、外したときも、正しいサイドに外したからピンを狙うことができたのだ。