ビジェイ・シンが議論呼んだ下部ツアー出場を撤回
2020/06/01 09:11
元世界ランキング1位、57歳のビジェイ・シン(フィジー)が、米下部コーンフェリーツアーの再開初戦となる「コーンフェリーチャレンジ」(11日~/フロリダ州TPCソーグラス・ダイズバレー)の出場を見送ることを決めたと米ゴルフチャンネルが報じた。
シンはPGAツアーの永久シードを保持しているが、11日に開幕するPGAツアーの再開初戦「チャールズ・シュワブチャレンジ」(テキサス州コロニアルCC)はフィールドが絞られる招待試合のため、出場資格を有していない。ツアーのガイドラインでは、シード権を持つ選手は同週のPGAツアーイベントに出場できない場合に限って下部ツアー出場を認めている。
5月にシンの下部ツアー出場の意向が報じられると、コーンフェリーツアーを主戦場としている35歳のブレイディ・シュネルがツイッターでシンを「くそ野郎」などと罵倒。下部ツアーはPGAツアー昇格や返り咲きを目指す若手選手の戦いの場であることを主張した。
シュネルは後に一連の投稿を削除して謝罪したものの、フィル・ミケルソンやデビッド・デュバルといった選手からシンを擁護する声も上がり、議論を呼んでいた。