朗報を待つ横峯 上原は日本ツアー参戦時のコーチに復帰
■ ウェイティング5番目の横峯さくらはコースで調整
2日前の予選会で本戦出場権を得られず、ウェイティング(出場優先順位)5番目からの繰り上がり出場を待つ横峯さくらは、昨日から2日続けてコースに姿を現し調整を続けている。予選会では風邪による体調不良を訴えていたが、「だいぶ良くなってきた」と順調に回復。出場は厳しい状況ではあるが、静かに朗報を待つ。
「試合には出たいけれど、ルーキーの立場もあるし、それはしかたない。来週もマンデー(予選会)に出る予定なので、それに向けて調整したいです」
■ 上原彩子はコーチを戻し、3年目のシーズンへ
ルーキーイヤーから2年連続でシード権を確保した上原彩子が、3年目のシーズンイン。2013年の米ツアー本格参戦から「(日本にいた)2年前からスイングで変わったところもあり、迷いがあった」と、日本ツアー参戦時に師事していた青山充コーチに再び指導を仰ぎ、目標に挙げるツアー初優勝に向けて再始動。今は電話でアドバイスを受けているが、「何試合かは(アメリカに)来てもらう予定」だという。
「たくさん優勝争いに加われるように頑張りたい。去年で手応えを感じたところもあるし、今年からコーチに見てもらえるのでさらに良くなると思う。とても楽しみです」
■ 宮里藍は18ホールを練習ラウンド
開幕前日のプロアマ戦の対象選手に含まれていないこともあり、精力的に練習ラウンドを重ねている宮里藍。昨日はアウト9ホール、この日は18ホールをプレーし、この2日間で全ホールのチェックを終えた。
「今日は風が強かったので、コースが長く感じた。昨日フロントナインを回ったときはアイアンを2回くらい打てたけど、今日は風も強かったのでほとんど打てなかった」
グリーンの傾斜も強く、ポイントに挙げるのはボールの乗せどころ。「とくに後半はアンジュレーションがきついので、手前から手前から、という感じになると思う」と、警戒を強めた。
明日はプロアマスタート前の7時30分から練習ラウンドを予定。「たぶん(気温が)0度くらいになると思うので、寒いのを一度経験しておきたいな、と。着込んで頑張ります」