2014年 スウィンギングスカートLPGAクラシック

最終日はルイスとコーのマッチプレー?「それを言うのは早すぎる」

2014/04/27 13:02
優勝を争う2人が仲良く記者会見に応じた

カリフォルニア州サンフランシスコ近郊のレイクマーセドGCで開催されている米国女子ツアー「スウィンギングスカートLPGAクラシック」の3日目、予選ラウンドから3日間同組のステーシー・ルイスリディア・コー(ニュージーランド)がともに「68」をマーク。ルイスが通算10アンダーの首位、1打差2位でコーが追走のまま、3位以下を3打差で引き離し、最終日最終組で4日連続の直接対決に決着をつける展開となった。

抜きつ抜かれつの18ホールを終え、首位を守ったルイスは「とにかく楽しかった」。コーも「ステーシーを見て、もっと良いプレーをしなくちゃいけないと思った」。前半でコーが一時首位に立ったが、ルイスはバックナインで15メートル近いパットを沈めるなど4バーディで再逆転。コーもチップインを含む3バーディで食らいついた。

29歳のルイスは「彼女の一番良いところは、成熟している部分」と17歳のコーを評する。「すべてのホールでピンを攻めるわけではない。いくつかのホールでは恐れを知らないプレーを見せるけど、そればかりじゃない」。

この日の前半は厳しいピンポジション。2バーディを奪ったコーに先行を許したが、ルイスはキャディと共に「後半にチャンスがあるから」と9ホールすべてパーで耐え忍んだ。2人ともノーボギー。「いくつかのホールではピンを狙わず、2パットパーで上出来というところもある」。安全にグリーンを捉えて、パッティングでパーを拾う。「それがこのコースで成功する秘訣なの」

ツアーを活気づける2人が競い合い、勝負はマッチプレーの様相を呈してきた。「でも、それを言うのは早すぎる」とルイスは言う。「コースがとても難しいので、相手だけを見てしまうと簡単にボギーが出る。お互い、自分たちのゲームプランに集中して、最後の方で競い合えれば良いと思う。きっと楽しくなると思う」。

2014年 スウィンギングスカートLPGAクラシック