国内女子ツアー

原江里菜 年内始動を促したのはあのプロの言葉

2013/12/28 18:13
合宿にともに参加中のジュニア選手と笑顔で話す原江里菜

埼玉県内の練習施設で行われている石川遼の合同自主トレに、女子プロの原江里菜が参加している。

例年、この年末の時期は休養に努めていたという原。しかし今月、有村智恵らとの会食の最中、上田桃子から「12月に休んでいて(シーズンに)間に合うの?私はずっと動いている」とアドバイスされて一念発起。石川のトレーニングメニューを作成する仲田健トレーナーに相談したところ、今回の合流を勧められた。

石川の他、大江香織森美穂といった若手選手が集合した合宿とあって、26歳は最年長。「初日は(馴染めずに)完全アウエーでしたけど…だんだん心を開いてもらって、楽しくやらせてもらっています」。一緒に参加中のジュニア選手たちに優しく指導しながら、寒空の下で汗を流している。

今季は2008年以来5年ぶりの勝利はならなかったが、トップ10入り3回の他、予選落ちはわずかに3回で、賞金ランクは10年以降最高の32位。平均ストローク数も、09年以来となる71台を記録した。年末の意識改革を、14年シーズンにつなげたい。(埼玉県/桂川洋一)