国内女子ツアー

ゴルフ歴6年の高木亜香音がアジアで優勝!

2003/02/02 00:00

2003廣済堂レディスアジアゴルフサーキットの第4戦「インドネシアレディスオープン」で、日本の高木亜香音が通算5アンダーで優勝を飾った。最終日を首位に1打差の3位からスタートした高木は、序盤からスコアを伸ばし6バーディ、1ボギーの67。2位に4打差をつける快勝だった。

高校卒業までソフトボール一筋だった高木は、18歳の時に初めてゴルフクラブを握った。一時は企業に就職したが、本格的にゴルフに打ち込むために研修生となる。そして3年後の1999年、プロテストに一発合格を果たした。翌年、元就職先の大王製紙が主催するエリエールレディスに出場し49位に入ったのが最高。その後は思うように成績を残せなかったが、ゴルフクラブを握って僅か6年で優勝するあたりは、今後の活躍が期待される逸材だ。

今回高木が優勝したインドネシアオープンには、日本から総勢52名の選手が出場していた。プロ26名、研修生26名。日本のレギュラーツアーに出場できない選手にとっては、絶好の腕試しの場になっている。昨年は山崎百代がこの大会に優勝し、日本勢の連覇となった。

このサーキットも残すは今週開催される「タイランド レディスオープン」のみ。今週も多くの日本選手が出場する予定だ。昨シーズン米国ツアーに挑戦をした小俣奈三香や、一週前に開催された「マレーシアレディスオープン」で5位に入った鈴木香織など、優勝を狙える選手も多い。日本女子ゴルフ界のニューヒロインが数多く現れることを期待する。