アマチュアの青木瀬令奈、姉妹で力を合わせトップ10入り目指す
2010/09/04 17:57
国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」には4名のアマチュアが出場しているが、2日目を終えて最上位につけているのは、通算5アンダーの13位タイの青木瀬令奈だ。今大会がプロの試合11回目の出場となる青木が、初めて予選通過を果たした。
2日間で5アンダーをマークした青木だが、この好スコアに貢献したのは3歳年上の姉・茉里奈だった。自身もプロを目指している茉里奈は、2年前の日本女子オープンから時間があるときにはキャディを受け持っている。
「私はパッティングのライン読みが浅いのですが、姉は正反対で厚めに読むんです。姉の方がパッティングが上手いので、今回ラインは姉にお任せして私はタッチだけを決めて打っています」。2日間で奪った8つのバーディは全て姉の茉里奈の指示通りに打ったという。
今までは予選通過だけを目指していたために、カットラインを気にするゴルフをしていたが、「今回はトップ10入りを目標にやっています」と言う青木。今年の11月から始まる2011年度のプロテストには、2人揃って受験することが決まっている。プロの試合で上位に入り、自信をつけて受験することができるか。最終日も2人で力を合わせて戦う。