プロ初優勝から3週間 大堀裕次郎が今季ツアー初出場
2015/05/20 19:41
国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」に、プロ2年目の大堀裕次郎が今季レギュラーツアー初出場。「優勝を目指したいけれど、調子はそこまで良くないので・・・。順位はあまり気にせず、自分のプレーができるように」と、控えめな目標を掲げた。
大阪学院大学4年生で出場した2013年「日本アマ」を制し、一躍脚光を浴びた。同年末のプロ転向を経た14年のルーキーイヤーは、開幕戦「東建ホームメイトカップ」で予選ラウンドを首位タイで折り返す衝撃のプロデビュー(最終順位は19位)。しかし、以降は上位争いから遠のいてシーズンを終え、同年末のファイナルQTも予選で敗退。今季のツアー出場権を獲得できなかった。
このオフは「今までの人生の中で一番」というほど、体幹の強化を中心にトレーニングに励み、体重は昨年比10キロ増の78キロまでアップ。ショットのスイングバランスが向上し、弾道の安定性が増したとのことだ。
結果として現れたのは、3週間前に行われた下部ツアー「富士ホームサービス チャレンジカップ」。通算15アンダーでプロ初優勝を飾り、もともとは推薦による出場が決まっていた今週大会の出場権を自力でつかんだ。
明日の初日、大堀は広田悟、ウォンジョン・リー(オーストラリア)と同組で、午前11時5分に1番ティからスタートを切る。(滋賀県東近江市/塚田達也)