2014年 東建ホームメイトカップ

ルーキー大堀裕次郎はムービングデーに「77」で後退

2014/04/19 17:05
首位でトーナメントを折り返した大堀は、トラブルにも見舞われ後退した

三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催中の国内男子ツアー「東建ホームメイトカップ」3日目。9アンダーの首位タイから出た大堀裕次郎は1バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの「77」と崩れ、通算3アンダーの23位タイまで後退した。

荒れ狂う強風がルーキーに試練を与えた。プロデビュー戦でムービングデーの最終組に入った大堀は、3番(パー3)でティショットをグリーンを左に外し、2日目までとは違いボギーが先行。第1打を池の縁に外した6番(パー3)では3パットも重なりダブルボギーを叩いた。

同じトップからスタートした武藤俊憲とともに、後半も後退。15番で第2打をピン右手前2メートルにつけてようやくこの日の初バーディを奪ったが、上位の背中はいつの間にか遠く離れていた。「今日は朝からなぜか体が動かなかった。ショットの調子も全然良くなかった」という以上に「一緒に回った丸山大輔さん(単独首位に浮上)みたいに、悪いなりにもしっかりマネジメントしなくてはいけないと感じた」と状況判断の重要性が身に染みた様子だ。

今季のシード権がない大堀にとっては、少ない出場機会の中で上位フィニッシュを重ねることが何よりも重要。「明日はトップ10を目指してやっていきます」と顔を上げた。(三重県桑名市/桂川洋一)

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