2位タイの池田勇太「最終組はまだ早い」
2012/09/07 18:58
国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」の2日目、2年ぶりの大会制覇を狙う池田勇太が、6バーディ、ノーボギーのラウンドで通算13アンダーまでスコアを伸ばし2位タイに浮上してきた。
スタートの10番で3mのバーディパット決めた池田は、続く11番パー5も2打目をグリーンのガードバンカーに入れたが難なくバーディ。その後も安定した内容でバーディを積み重ねた。前半に5つスコアを伸ばし、後半もその勢いで首位を捕えるかと思われたが、後半のバーディは1つだけ。
「前半パットが入り過ぎたから、後半はそれが入らなかっただけ。ま、もう少し伸ばせた感じかと言われれば、そうだという感じ」と淡々と話をする。その一方で、ジャンボこと尾崎将司が、池田の真裏(尾崎は1番スタート)で、エージシュート達成の大記録に迫っていたことに「知ってたよ。運営の無線でバーディだのパーだのって入ってくるから。16番でボギーだろ、がっくりきちゃって、俺もグリーンをオーバーしちゃったよ」と、自身のゴルフよりも尾崎のスコアが気になっていたという。
それでも首位と2打差の好位置に「毎日9バーディを目標にしているけど、昨日が8つで今日が6つだろ。明日は7つぐらい獲りたいね。今日は獲りすぎての良くないし、それにまだ最終組は早いから(笑)」と、3日目を最終組で迎えるのではなく、最終日に最終組に入りたいとほのめかす。1年以上優勝から遠ざかっている池田が、今季初勝利に向けて目標通り3日目を終えて最終組の座を射止めるだろうか。(三重県いなべ市/本橋英治)