逆転賞金王への可能性を持つ6選手のコメント
国内男子ツアー第24戦「カシオワールドオープン」は24日(木)から4日間、高知県のKochi黒潮カントリークラブで行われる。今シーズンも次週の最終戦「日本シリーズJTカップ」を含めて2試合となった。ここまでの賞金王レースは、約1億5107万円を積み上げたベ・サンムンが独走。来季の米ツアーのシード権をかけた予選会に参戦するため残り2戦を欠場するが、2位の石川遼に約6453万円の大差をつけている。
現段階でベ・サンムンを逆転する可能性が残されているのは6人。今週、次週ともに優勝賞金は4000万円のため、現段階でトップと8000万円差以内につけている選手となる。いずれの選手も逆転のためには2連勝が必要。今週、他の選手が勝った時点で昨年のキム・キョンテに続く2年連続での韓国人賞金王が誕生する。以下はその6選手の大会前のコメント。
石川遼
「日本シリーズまでに可能性を残すためには優勝しかない。でも始まる前から、そのことを考えても仕方が無い。一打、一打、最善を尽くして高い集中力でやっていくだけ」
谷口徹
「勝つだけだから。準備は万端。“ドーミーホール”に入っている。まずは今週。(逆転賞金王の)権利を持ってJT(日本シリーズ)に行きたい」
小田孔明
「勝つしかない。分からないけど勝つしかない。パターが入ってくれれば勝てるでしょ。(過去2勝のコース)ここに来るとパワーを感じられる。今週勝たないと、その時点で終わってしまう、チャンスは少ないかもしれないけれど、最終日をよい位置で回りたい」
近藤共弘
「イメージは悪くない。パッティングで流れがつかめたらいいかな」
武藤俊憲
「先週(ダンロップフェニックス優勝)の手応えが残っているので、いい感じで明日を迎えられる。(逆転)それを目指して4日間プレーするしかない。できる、できないに限らず、1ストロークでも良いスコアで回って来れるように、大会を、ツアーを盛り上げられるように頑張りたい」
久保谷健一
「予選が通るかどうか。今世紀最大の山場。チャンスは無い」