独占インタビュー

上田桃子 周りの人に支えられて、世界に羽ばたきたい

2007/08/02 00:00

上田桃子 ―自信と不安―

―― いつも自信たっぷりにプレーしているように見えるけど?

「自信ですか。うーん、100%ありますね(笑)。自分は出来るって思うようにしています」

―― その自信はどこからくるのでしょう?

「自信は生まれた時からあるからなぁ…。なんで自信があるんだろう?あの両親の子供だからじゃないですか。自信たっぷりな両親ですからね、うちの両親は」

―― ということは、不安になったりすることはあまり無い?

「そんなことないですよ。何をするにも不安ですけど、それより先にこうしたらこうなれるって考えるから。誰よりもプラス思考ってことはないですし…。心配症?心配症ですね。なんでも持っていると思います。短気、長気、心配症、自己中心…いろんな性格を持っていますね」

「長気は持ってないね」と突っ込んだ帯同キャディの清水重憲氏。 「帰ってください(桃)」「帰っていいですか?(清)」 「なに、その余裕っぷり!ひどいですよね~(桃)」 と言いつつも場の空気が一気に和む。男子ツアーで谷口徹のバッグを担ぎ2週連続連勝を成し遂げたばかりの清水氏と、スタンレーレディスの優勝で賞金トップに立った上田桃子。ぶっきらぼうな言葉とは裏腹に、2人の間にはお互いに対する信頼感や尊敬、同じ方向を見て進んでいる連帯感が感じられる。

―― 上田桃子が他の選手と違うところってどこでしょう?

「自分では分からないですけど…。なんかな?特にないと思いますけどね。あんまり人に興味を持たないっていうか比べないから(笑)、誰よりもこれっていうのは分からないですね。(負けず嫌い?)そうかなぁ。それは顔がそう見えるだけでしょ。気が強そうって(笑)!」

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