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プロギアが新「RSシリーズ」を8月に発売

2016/07/13 12:54

クラウンとフェースの接続に工夫 スイートエリアが拡大

左「RS ドライバー」、右「RS ドライバーF」。フランジ構造で高初速エリアが拡大した

横浜ゴムの子会社プロギアは12日、アスリートゴルファーを対象にした『RS シリーズ』の2016年モデルを8月26日に発売すると発表した。2014年に発売した『iD nabla RS シリーズ』以来、2年ぶりのリニューアルとなる。

『Wクラウン設計』フランジ部分にズーム。28.2度の傾斜角をつけたことで、たわみの恩恵を受けつつ、クラブを構えた時はさほど気にならない程度におさえてある

ドライバーは、ボールをつかまえやすい『RS ドライバー』と、ボールのつかまりを抑えた『RS ドライバーF』の2種類。特徴は広い範囲で反発係数をギリギリにした『W(ダブル)クラウン設計』だ。『Wクラウン設計』は、クラウンとフェースの接続部分のフランジに角度をつけたもの。フランジを上部へとたわませることでフェースのたわみを拡大することに成功したという。

平塚プロ(左)はフェード系、矢野プロ(右)はドロー系と、球筋の違う2人だが、『RS ドライバーF』を使用中

同社契約プロの平塚哲二は『パナソニックオープン』から、矢野東『関西オープン』から、すでに『RS ドライバーF』を使用している。トータルドライブで自己最高の7位(7月11日時点)にランクインしている矢野は、「早々にドライバーを切り替えることができた。若干芯を外してもボールが吹け上がらず飛距離のばらつきが少なくなった」と、実証済みの効果を説明した。

RS ドライバー』と『RS ドライバーF』の価格は、オリジナルシャフト 税抜8万0000円(税込8万6400円)、カスタムシャフト9万0000円(税込9万7200円)。問い合わせは株式会社プロギア 0120-81-5600。