欧州ツアー「テレフォニカ」プレビュー
2002/10/24 09:00
先週の「シスコ世界マッチプレー選手権」で優勝したアーニー・エルスが、今シーズンの欧州ツアーには参戦しない意向を示したため、同じ南アフリカ出身のレティーフ・グーセンが賞金王の最有力候補となってきた。そのグーセンは、この「テレフォニカ」の昨年度優勝者である。
レティーフ・グーセン
「今季はマスターズでの2位などが大きな弾みとなって、賞金王レースも順調に来た。全体的にプレーが安定しているので、好成績を残すことができた。今年も残すところ3試合だから、この試合で連覇を果し、賞金王を決めたい」
そのグーセンを追うのが、今季メジャーの全てで上位に食い込んだパドレイグ・ハリントン。
ハリントンもグーセンの独走を阻止すべく、この試合での上位フィニッシュを目指している。彼らのようなビッグネーム以外でも、熾烈な戦いが繰り広げられているが、それはシーズン最終戦となる「ボルボマスターズ」への参戦権だ。
賞金ランキング55位までに入った選手だけに与えられる「ボルボマスターズ」への出場権を巡り、ボーダーライン上の選手達による、熱い戦いが繰り広げられることになる。
*「テレフォニカ・オープン・デ・マドリッド」は初日から最終日まで「ザ・ゴルフ・チャンネル」で衛星生中継予定