2015年 全米オープン

“くつろぎ”のプレーが奏功したラウテン

2015/06/20 14:25

オランダの伏兵、ユースト・ラウテンが「全米オープン」2日目で序盤に2つのボギーを叩きながらも、最終的には首位から僅か2打差の5位タイまで順位を盛り返した自身の落ち着いたプレー運びに、喜びを見せた。

初日を「68」でラウンドし、首位のヘンリック・ステンソンダスティン・ジョンソンから3打差でチェンバーズベイでの2日目午前のラウンドをスタートした欧州ツアー4勝のラウテンは、前半の4番と7番でボギーを叩く苦しい展開となる。

しかしながら、29歳のラウテンは10番、15番とバーディを奪い、16番では2打目をピン側1.5メートルに寄せる美技からバーディを奪って後半を「31」とし、2日目を「69」でラウンド。通算3アンダーまでスコアを伸ばし、首位のジョーダン・スピースパトリック・リードから僅か2打差の位置につけた。

「良いバックナインだったね」とラウテン。「フロントナインも結構良いプレーができていたのだけど、パットが入らず、ボギーを2つ叩いてしまった」。

「前半はバーディパットが一つも決まらなかったのだけど、幸運にも後半は幾つかパットを決めることができ、ノーミスでラウンドすることができた」今日の1アンダーというスコアにはとても満足している」。

「7番を終えて2オーバーとなったところで、僕にとっては冷静さを保つのが鍵だった。このまま自分のゴルフを続け、前半で作り出したようなチャンスを作り続ければ、上手く行けば幾つかバーディを奪えると考えたんだ」。

「今日はそのように冷静さを保てたのが鍵となったね。忍耐強くチャンスを待ち、そうしたらラッキーにもバックナインでは幾つかパットが決まってくれたんだ」。

「このコースではバーディパットを10個も決める必要はないんだ。幾つか決めることができれば、通算3アンダーでこの通り上位につけられるわけさ」。

「とにかく一日ずつ、辛抱しながら、流れに逆らわず、然るべきプレーをする。これが今週のキーポイントだと思うんだ」。

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