インド再訪を享受するジェイディ
2013/03/14 12:40
タイのトンチャイ・ジェイディは、これまでの好調を持続して、ジャイピーグリーンズGCで木曜日に始まる「アバンサマスターズ」を迎えたいと思っている。
43歳の彼は、今シーズン参加した5大会のうち3大会でトップ3に入っており、レース・トゥ・ドバイ(欧州ツアー賞金王争い)では23位につけている。しかし、ジェイディは来月行われる「マスターズ」に3回目の出場を果たすためには、好調を持続する必要がある。
現在公式世界ゴルフランキングでは59位のジェイディ。4月1日の時点でトップ50に入っている選手が「マスターズ」への出場権を得るのだが、ジェイディは今週のインドで優勝することができれば、その出場権が確定することになる。
「2001年にインディアンオープンで優勝して以来、そんなに多くインドでプレーしたことはありませんでした」と、かつてパラシュート部隊に所属した経験のあるジェイディは、昨年の「ウェールズオープン」でアジアンツアー以外での初優勝を飾っている。
「世界中を転戦してきましたけれど、今、ここへ帰ってきました。優勝するためにベストをつくそうと思っています」。
「トップ50に入ってマスターズに出場するため、今週は重要な位置付けになります。スイングはとても調子が良いので、もしパットがうまくいけば、チャンスがあると信じています」。
ジェイディが優勝するには、ここグレーターノイダで、スコットランドのコリン・モンゴメリー、スペインのイグナシオ・ガリード、イングランドのデビッド・ハウエル、イタリアのエドアルド・モリナリ、フランスのトーマス・レベ、そしてウェールズのフィリップ・プライスといった「ライダーカップ」出場選手を、少なくとも6人倒さなければいけない。