2011年 タイランドゴルフ選手権

タレント勢が上位発進 2位にはジョン・デーリー

2011/12/15 23:17
タイにもファンはたくさん。11番でイーグルを決めたジョン・デーリー

アジアンツアー最終戦「タイランドゴルフ選手権」が15日(木)、バンコク郊外のアマタスプリングCCで開幕した。初日、単独首位に立ったのはツアータイ記録となる「60」をマークしたリー・ウェストウッド(イングランド)。5打差の2位には米国のジョン・デーリーがつけた。

出だしの1番でバーディ発進を決めたデーリーのエンジンがかかったのは後半のイン。2アンダーで迎えた11番。左ドッグレッグのパー5で、フェアウェイからの第2打をピン奥2メートルにつけると、下りのラインを慎重に沈めてイーグルを奪った。その後、3つのバーディを決め単独2位フィニッシュを決めた。

「切れがあった。7アンダーは良いスコアだと思っていたけどな」と好スコアに納得するデーリー。しかしやはり続けたのは、前の組でプレーしていたウェストウッドへの言葉。「今日、リーがやったことは、あり得ない」と独特の表現で賛辞を送った。「あいつがパットしたと思ったら、いつもカップからボールを拾い上げるばかりなんだ」と、あきれ返る。

「まさか7アンダー出して、12アンダーのやつに置いてかれるなんてな…。夢にも思わなかったぜ」と苦笑いを浮かべていた。(タイ・バンコク/桂川洋一)

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