「男女平等が自然」スポーツ庁長官が東京五輪会場に注文

2017/01/18 17:45
鈴木大地スポーツ庁長官

鈴木大地スポーツ庁長官は18日、2020年東京五輪のゴルフ会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)の正会員に女性がなれないことについて「オリンピック会場として世界に開いていこうというときに、男女が平等にプレーできるのが自然なことだと思う。そういう問題提起をしたい」との考えを示した。ゴルフ関係17団体が開催した新年会の講演で述べた。

また、16年のリオデジャネイロ五輪のゴルフ競技で男子のトッププロの出場辞退が相次いだことに触れ、「次もそうなれば24年(大会)にはゴルフはなくなる。少なくとも、日本の選手はトップクラスが参加することが重要だ」と指摘した。