その他の試合結果
◇PGAツアー「リノタホ・オープン」最終結果:
全米プロ選手権で単独3位と大健闘したクリス・ライリーが好調。ジョナサン・ケイとの若手対決は互角のまま最終ホールに突入。その最終ホールでも17アンダーのままお互い譲らず、プレーオフにまでもつれ込んだ戦いは、プレーオフ1ホール目でジョナサン・ケイのティショットを右ラフに入れた時点で決まった。
ライリーが2オンする中、ケイはラフからバンカーにつかまり苦戦。3打目でやっとピンに3メートルとつけたジョナサン・ケイだったが、ライリーはすでにカップ10センチに寄せており、パー確実。一方ケイのパーパットはカップに嫌われ、結果クリス・ライリーが優勝をさらった。注目のチャ-ルズ・ハウエルIIIも期待通りの活躍で、最終日(64)の猛チャージ、されど及ばず3位タイでフィニッシュした。
◇LPGAツアー「ベッツィ・キング・クラシック」最終結果:
圧倒的な強さを見せた朴セリがパー5の18番最終ホールをあわやアルバトロスの勢い。コースレコードに並ぶ(63)の好スコアで最終日をまわり、2位以下に3打差を付け21アンダーでキャリア16勝目を勝ち取った。もうひとりの注目、カリー・ウェブは最終日スコアを伸ばせず(69)。朴セリに5打遅れる16アンダー、単独3位で終わった。
◇欧州PGAツアー「スコットランドPGA選手権」最終結果:
世界ゴルフ選手権同様、オージーが優勝。キャリア3勝目をあげたアダム・スコットはなんと2位以下に10打差をつけ圧勝。途中からは試合の勝敗ではなく、スコアをどこまで伸ばせるかだけが注目の的となった。全4ラウンドでのパー5ホールだけで荒稼ぎの22アンダーを稼いだスコット。最終日の(63)は2002年シーズンの欧州ツアーで最高スコア。さらに72ホールでの通算26アンダー(262)は欧州史上2番目の最高スコア。また2位との10打差は、メジャーを除く欧州ツアーで、史上2番目に大きな打数差優勝となっている。