S.ペターセンが逃げ切って2週連続優勝!!
2007/10/28 19:36
タイのシャムCCパタヤオールドコースで開催されている米国女子ツアー第26戦「ホンダLPGAタイランド2007」最終日。2週連続優勝を狙うスーザン・ペターセン(ノルウェー)は、初日に首位に立つと3日間首位をキープ。3日目には9アンダーの「63」をたたき出し、2位以下に7打差の大量リードを奪っていた。
ところが最終日は思うようにスコアを伸ばせず思わず苦戦する。ペターセンを追いかける後続の選手が軒並みスコアを伸ばしてきたのだ。レイチェル・へザリントンが7ストローク伸ばし16アンダーで単独4位。ポーラ・クリーマーも6ストローク伸ばし18アンダー単独3位。そしてローラ・デービースが7ストローク伸ばし20アンダー、ペターセンに1打差まで迫った。
3日間60台のスコアを記録していたペターセンは、17番でこの日4つ目のボギーを叩き、この時点で19アンダーの単独3位タイに後退してしまった。しかし、最終18番にドラマが待ち受けていた。これまで3日間すべてバーディと相性の良いホールだが、最終日は大逆転のイーグル。デービースを1打差で再逆転し劇的な勝利を掴んだ。
今週は3名の日本人選手が出場。その最上位になったのはアマチュアの宮里美香だった。4日間通算6アンダーをマークし15位タイ。初の海外トーナメント挑戦でプロ顔負けの好成績を残した。10オーバー54位タイからスタートした辻村明須香は、この日5つスコアを崩し通算15オーバーの56位。序盤2日間で15オーバーと出遅れた宮里藍は、イーブンパーでまとめ、通算16オーバー、57位タイで大会を終えている。