L.オチョアが独走態勢に! 日本勢は強風に翻弄される
2007/08/05 12:55
スコットランドにあるセントアンドリュースオールドコースで行われている、海外女子ツアーのメジャー最終戦「全英リコー女子オープン」の3日目。この日は朝から風速10メートルを超える強風が吹き荒れ、スコアを落とす選手が続出。その中で、ロレーナ・オチョア(メキシコ)が2位に6打差をつける通算6アンダーでホールアウトし、独走態勢に入った。
オチョアは強風にも翻弄されることなく、女王の名に相応しい貫禄のプレーを展開。ただ1人のアンダーパーとなる通算6アンダーとして、悲願のメジャー初タイトルに向けて盤石の態勢で最終日を迎える。通算イーブンパーの単独2位にはリンダ・ウェスバーグ(スウェーデン)、通算1オーバーの3位タイにマリア・ヨース(スウェーデン)、J.Y.リー(韓国)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、カリン・イシェール(フランス)の4人が続いている。
通算3アンダーの4位タイからスタートした不動裕理はスコアを8つ落とし、カリー・ウェブ(オーストラリア)らと並び通算5オーバーの20位タイに後退。佐伯三貴も2つのダブルボギーを叩くなどスコアを8つ落とし、通算8オーバー。52位タイから浮上した宮里藍とともに、37位タイとしている。また、上田桃子も通算9オーバーの46位タイに後退。明日の最終日、まずは来年度の出場権を得られる15位以内を目指したいところだ。
他の有力選手では、朴セリ(韓国)が通算2オーバーの7位タイに、ポーラ・クリーマーは通算3オーバーの12位タイに浮上。ディフェンディングチャンピオンのシェリー・スタインハワーはこの日スコアを7つ落とし、通算4オーバーの16位タイに後退している。