2007年 HSBC ワールド女子マッチプレー選手権

C.カー、K.ウェブなど、実力者が初日で敗れる波乱! 宮里藍は順調発進!

2007/07/20 20:22

米国女子ツアー第15戦「HSBCワールド女子マッチプレー選手権」が、ニューヨーク州にあるワイカギルCCで開催。世界各国より強豪選手が集まる今大会の初日は、「全米女子オープン」覇者のクリスティ・カー、ディフェンディングチャンピオンのブリタニー・リンシコムが破れるなど、波乱のスタートとなった。

第1回戦が行われたこの日は、現在、賞金ランクトップに立つロレーナ・オチョア(メキシコ)が実力の違いを見せつけ、アシュレー・サイモン(南アフリカ)に前半から一歩も譲らず6&5で圧勝。また、2週連続優勝を狙う朴セリ、実力派の金美賢の韓国勢、ポーラ・クリーマーも順調に勝ち抜いた。スーザン・ペターセン(ノルウェー)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、プレーオフにもつれ込みながらも、2回戦進出を決めている。

一方、それ以外では波乱が続出。クリスティ・カーエイミー・ハン(台湾)に5&4と見せ場もなく敗退。更に賞金ランク4位のモーガン・プレッセルバーディ・キム(韓国)に、ディフェンディングチャンピオンのリンシコムがカリン・コークに、そしてカリー・ウェブ(オーストラリア)がシャーロット・メイオーカスに敗れるという番狂わせが続いた。

宮里藍は、2番で先手を取られたものの、その後は巻き返し、終わってみればベッキー・モーガン(ウェールズ)を相手に5&4で勝利を収め、2回戦進出を決めている。

2007年 HSBC ワールド女子マッチプレー選手権