2008年 HSBC女子チャンピオンズ

宮里藍が2位タイ発進! 1打差で女王を追う!

2008/02/28 19:58
今季初戦のオチョアだが、貫禄の首位スタート!

2008年の米国女子ツアー第3戦「HSBC女子選手権」が2月28日(木)、シンガポールにあるタナメラCCで開幕した。女王としての地位を確固たるものにしているロレーナ・オチョア(メキシコ)が今季初出場し、6アンダーで単独首位に立つ貫禄のスタートを切った。1打差で追うのは、開幕から2戦連続で予選落ちを喫していた宮里藍。久々に上位に顔を出し、明日以降の展開が非常に楽しみな初日となった。

1番からスタートした宮里は、前半を2バーディ、ノーボギーでまとめて折り返す。後半に入った直後の10番をボギーとするが、11番、12番と連続バーディ、さらに15、16番でもバーディを重ね、実に昨年10月以来の60台となる「67」をマーク。前週に勝利したポーラ・クリーマーと共に、5アンダーの2位タイ発進とした。

他の日本勢では、前週に引き続き参戦している古閑美保が1オーバーの33位タイ。開幕戦から2試合連続で予選を突破している上田桃子は、3番パー3でティショットを池に入れ、3オン3パットのトリプルボギーとしてしまう。ホールアウト後、「あと3日あるので、毎日バーディを獲ってパープレイに戻します!」と鼻息も荒かったが、上がり2ホールを連続バーディで締め、飯島茜と並び2オーバーの47位タイにつけている。

また、カリー・ウェブ(オーストラリア)が3アンダーの7位タイと好発進。日本ツアーでプレーする中国の張娜は宮里と同組でラウンドし、2アンダーの9位タイ。アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、1アンダーの19位タイとまずまずの滑り出しとしている。

トリプルボギーからナイスカムバックを見せた桃子。踏ん張りに期待!
パターが好調だった初日。この勢いを4日間保てるか!?

2008年 HSBC女子チャンピオンズ