リディア・コーがメジャー最年少V 宮里藍は38位フィニッシュ

◇米国女子メジャー◇ザ・エビアン選手権 最終日◇ザ・エビアンリゾートGC（フランス）◇6470yd（パー71）

今季、米国女子メジャー最終戦「ザ・エビアン選手権」の最終日、首位と2打差の3位から出たリディア・コー（ニュージーランド）が、8バーディ、ノーボギー「63」で逆転。2007年の「クラフトナビスコ選手権」でモーガン・プレッセルが記録した18歳10カ月のメジャー史上最年少優勝記録を塗り替える18歳4カ月で優勝を飾った。

最終日の序盤から一騎討ちの優勝争いを繰り広げたレクシー・トンプソンは、14番（パー3）で痛恨のダブルボギーを叩いて失速。終わってみれば首位と6打差、通算10アンダーの2位。通算8アンダーの3位にフォン・シャンシャン（中国）が続いた。

3日目まで首位を堅守したイ・ミヒャン（韓国）は序盤でダブルボギーが先行し、前半で3ストローク落とす苦しい立ち上がり。後半は1バーディ1ボギーで粘ったものの、通算7アンダーはイ・イルヒ（韓国）と並び4位でフィニッシュした。

日本勢では、29位から出た野村敏京が3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「73」とスコアを落とし、通算2オーバーの34位。5バーディ、2ボギーの「68」でプレーした宮里美香が同順位に並んだ。6戦ぶりの予選通過を果たした宮里藍は、通算3オーバーの38位、上原彩子は通算4オーバーの46位で大会を終えた。