ポーラvsレカリの一騎打ちか!?有村が3打差逆転を狙う
2013/07/21 07:52
◇米国女子◇ジェイミーファー・トレードクラシック 3日目◇ハイランドメドウズGC(オハイオ州)◇6,428ヤード(パー71)
大会初日に「66」をマークし2位タイの好スタートを決めると、2日目には首位タイに浮上したポーラ・クリーマー。3日目も4バーディ、ノーボギーと安定感のあるゴルフで通算12アンダーと首位タイをキープ。今季初勝利に向け順調に試合を進めている。
そのポーラをぴたりとマークしているのがスペインのベアトレス・レカリ。同じく2日目に首位に浮上したレカリは、終盤の17番、18番で連続バーディを奪い再びポーラと並んだ。今季は「キアクラシック」ですでに1勝を挙げているレカリが、最終日に一騎打ちに臨む。
そして首位とは3打差の3位タイに有村智恵がつけ、逆転優勝のチャンスをうかがっている。首位と2打差の6アンダー5位タイでスタートした有村は、14番までに4つのバーディを奪い10アンダーまでスコアを伸ばしていた。ところが、最終18番で初日の5番以来今大会2つ目のボギーを叩いてしまった。
有村と並び3位タイには、2日目に伸び悩んだが再浮上してきたレクシー・トンプソンとジャッキー・コンコリノの2人。通算8アンダー6位タイにシェーラ・チョイ(韓国)、ジェニファー・ジョンソン、ジョディ・エワートシャドフ(イングランド)の3人が並んでいる。
有村以外の日本勢は、上原彩子が3ストローク伸ばして22位タイから通算5アンダーの20位タイに浮上。同じく22位タイスタートの宮里美香は、スコアを1つ落として通算1アンダーの41位タイに後退。予選2日間イーブンパーを維持していた上田桃子は、バーディを奪えず、1ボギーと耐えるゴルフで通算1オーバーの57位タイに後退している。