A.ソレンスタムが3位に浮上、逆転優勝の態勢に入った!
2002/07/27 09:00
米国女子ツアー「サイベースビッグアップル・クラシック」は、23歳の新鋭、ケリー・キーニーが8アンダーで単独首位に立ち、試合を引っ張っている。1999年にプロデビューを果たしたキーニーは、5月のLPGAコーニングクラシックで初優勝を挙げた。
その後全米女子オープンでも3位に入る活躍を見せたのだが、この2年ほど勢いを潜めている。しかし、実力ある若手として注目は集めている。
初日2アンダー3位からスタートしたキーニーは、1番ホールから3連続バーディを奪う、最高のスタートを切った。その後もバーディを3つ数え、この日6ストローク伸ばした。3年ぶり2勝目を狙っている。
しかし、キーニーの背後には、もっとも恐ろしい選手が近づいてきた。今シーズンすでに6勝を挙げているアニカ・ソレンスタムが3位に浮上してきたのだ。先週一週間休養をとったソレンスタムは、体調も万全なのか、この日はボギーを叩かない安定したゴルフを見せた。
首位キーニーとの差は3ストロークに広がったのだが、リーダーボードにソレンスタムの名前があるだけでも、他の選手は脅威に感じてしまうだろう。
今週の日本勢は4名が出場していた。しかし、中島真弓は初日の途中で棄権してしまい、この大会93年に優勝している小林浩美は、1打足りずに予選落ち。小俣奈三香3ストローク落として姿を消した。決勝に残ったのは、片野志保の1人だけになってしまった。
イーブンパーの17位からスタートした片野は、パーセーブを繰り返し耐えていたのだが、13、14番で連続ダブルボギーを叩いてしまった。これで予選通過が危うくなったが、その後は踏ん張って、ギリギリで予選を通過した。